ストレスとハゲ

ストレスで禿げる。

昔から強いストレスを受けると禿げると言われてきた。

「確かにそうだ。」と最近思うようになった。と言うのは、私自身が幸せ気分になってきたら本当に頭髪が増えてきたから。

勿論、ストレスの解消だけで髪の毛が生えるほど単純なものではないことは皆さん重々承知のことでしょう。

でも、ストレスがハゲを治すのに大きな障害となり、そんな状態では、ハゲはとても治り難い。

ですから、皆さんできるだけ不愉快な環境に身を置かない。嫌なことはできるだけしない。嫌なやつとは付き合わない。好きなことをする。好きな人と付き合う。心地よい環境に身を置く。

これが、ハゲを解消するために必要な大事な一歩です。

これが、そうとも言えないらしい。

最近の研究では、円形脱毛症はTリンパ球が毛根を異物と間違えて攻撃するためにできてしまうことが分かった。

それでは、何故通常は悪さをしない免疫細胞であるTリンパ球が毛根を攻撃してしまうのか。

特定のウィルスなどの攻撃の際に毛根も攻撃してしまう場合があるかもしれない。アトピー性疾患を持っている人に円形脱毛症が多い。アトピーが何らかのウィルスによってTリンパ球の攻撃が引き起こされているならば、なんとなく頷ける。

ストレスが、自己免疫疾患や内分泌異常を誘発し、その結果、円形脱毛症になるのかもしれない。

昔、ストレスが原因で禿げると言われたが、現在では単純にストレスが円形脱毛症の原因とは言えない。

でも、ストレスが原因で円形脱毛症にならないとも言えない。

私自身が、ストレスの解消で髪の毛が増えてきている。ほかの理由を探すのだが、自分にはストレスの解消で髪が増えたとしか思えない。

だから、今はストレスはハゲを誘発する要因の一つではないかと思っている。