アデノシンはFGF−7を産生する
以前、ミノキシジルの記事でアデノシンでもFGF-7を産生することを紹介したと思います。
FGF-7は、毛母細胞の分裂を促進する作用があり、その結果、髪が太くしっかり伸びることになります。
このFGF-7を産生する作用はアデノシンにもあり、その事が育毛を促すことが分かりました。
少なくとも10年以上前からコスメ業界のプロ達は皆知っていたはずです。
そう、業界の有識者の間では周知の事実だったのです。
ところが、何故か、これほど多くの育毛剤の種類が世にありながら、アデノシンを発毛・育毛剤として使用している製品はなかなかない。
アデノシンは、ミノキシジルに比べて副作用が極めて少なく安全な育毛剤です。
なのに一体どうして普及しないのでしょうか。
アデノシンが何故普及しないのか
ミノキシジルが余りにも世界的に発毛、育毛剤として認知されてしまっているためか、アデノシンの使用は余り広まっていません。
人間は変化を好まないのも影響しているのでしょうか。
一体本当の理由は何でしょうか。
これは マスコミの アデノシンの取り上げ方が弱いためではないでしょうか。
アデノシンの発毛、育毛の記事はほとんど見受けられません。
それでは、何故アデノシンはマスコミで取り上げられないのでしょうか。
それは、多くの育毛剤メーカーや販売業者がミノキシジルを売りたがっているためではないでしょうか。
彼らは、先ず販売高の減少を嫌います。
売り上げが減っては利益も減ると考えられるからです。
つまり、販売メーカーの戦略ではないでしょうか。
ミノキシジルの変わりにアデノシンを
アデノシンをミノキシジルの変わりに使うべきです。
その理由は、
1、副作用がない
2、安価である。
3、効果は同じ位である。
以上のことからアデノシンを使用しない手はない。
アデノシンの効果は、ミノキシジルを塗布するのとほとんど変わらないと思います。
アデノシンを頭皮に保つために、常に頭にアデノシンを供給する必要があります。
毎日、できれば時間を置いて2回(朝、夕方のように)塗布するのが良いでしょう。
発毛はしません
残念ながら発毛を期待することはできません。
発毛させるには、バルジ領域を活性化しなければなりません。
FGF-7には、その作用はありません。
FGF-7は、あくまでも毛母細胞を活性化させる作用があるのであって、毛母細胞を作る作用はありません。
しかし産毛や既に生えている毛をしっかりした髪にする効果があります。
退行期を遅らせ、太くしっかりした髪を伸ばします。
これは、産毛が残っている人にはとても嬉しい話です。
薬用ADENOGEN(資生堂)がお勧め。
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