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え、赤色光で髪の毛が生えるの?
日本人には、寝耳に水のような話かもしれません。
「赤色光で発毛する」はアメリカ産ですが、彼らは原理が分かっていません。
偶然の産物でした。
そこで、頭の良い日本人がその真実を解明しましょう。w
光発芽
植物 の完熟種子 は乾 燥 し, 休 眠状態 にある。
その後,吸水す る と生命活動 を再開 し, 発芽 す る。
移動 性が欠如す る植物 に とって は, 水分, 温 度, 光 な どその後の生育に最適 な環 境下で発芽 す るほ うが生存戦 略 として は有利で ある。
種 子の 中には吸水 に加 えて発芽 に光 を要求す るものが あ り, 光発芽種 子 と呼ばれ る。
レタスやタバコやシロヌナズヤなどは、赤色光(600~700nm)を短時間当てることにより発芽する。
先ず発芽条件として、水分、適温が挙げられる。
レタスやタバコなどの植物はそれだけでは発芽されずに、赤色光が短時間あたることによって発芽が始まる。
これは、発芽しても生育していける条件で発芽するのが良いので、赤色光に反応して発芽することは利に叶っている。
ところが、遠赤色光(700~750nm)を当てると発芽は抑制される。
これには驚かされる。
ちょっとした光りの波長の違いで真逆の反応をする。
一体、何故なのか。
光りで発芽する原理は、複雑で詳しくは分かっていないが、
植物ホルモンのアブシリン酸(ABA),ジベ レリン (GA) が
それ ぞれ関与す ると考 え られて いる。
何故、赤色光を頭にあてると発毛するのか。
赤色光で発毛するという話が、突然の話でびっくりしている人も多いと思う。
でも、HairMaxの実績から見て、事実として良いでしょう。
人間も植物と同じように、ある特定の光りの波長がトリガーとなって、
発毛に関連するタンパク質(ホルモン)が出だすとしても何ら不思議はない。
そして、何とHairMaxの出している赤色レイザーの波長は、650nm。
ちょうど赤色光の中間の波長で、レタスを発芽させる波長と同じなのだ。
これは、偶然の一致なのだろうか。
余談ですが、レタスの発芽と発芽を抑制している光りの波長の違いは、発芽を促す波長は、光合成をするのに適した光があることを意味し、発芽を抑制する光は、上部に他の植物が生殖していて、必要な赤色光が届かないことを意味しているらしい。
私は、雲が厚く覆われて、光合成に必要な赤色光ですら、地上に届かないと生育できないので、遠赤光でそれを判断し、発芽を止めるのだと思います。
人間は、何故赤色光に反応して毛が生えるのか
では、何故人間は、光発芽のように同じ赤色光に反応して毛が生えるのだろうか。
人間は、光合成を行わないので、光合成が関係している訳ではない。
寒さを凌ぐため
髪の毛の役目のひとつに防寒というものがある。
髪の毛を生やすことにより、外気の接触を和らげ、体温を保つことができる。
他にも髪の毛には、外からの衝撃を和らげたり、ばい菌や異物などの進入を防いだりする役目がある。
頭には、これらの目的は、あまり関係していないと思う。
頭は、頭蓋骨で守られているし、ばい菌や異物が進入する穴もない。
毛が生えるのは氷河期に対する備えでは
そこで、思いついたのが、ちょっと突拍子もない考えだ。
でも、私は多分そうだろうと信じている。
氷河期になった説には、いくつかあるのですが、
その中の有力な説に厚い雲に覆われたという説がある。
宇宙からの放射線や地球の火山活動など、何らかな理由で、
地球が厚い雲に覆われ、その結果氷河期になった。
地球が厚い雲に覆われると、波長の短い光りはその雲に
吸収されてしまい地上まで届かない。
波長の長い赤色光ばかりが届くようになってしまう。
今は、第四間氷期である。
人類は、四回にも亘った氷河期を生き延びてきた。
その四回の氷河期には、髪毛は体毛も含めボウボウに生えていた方が有利である。
多毛であったと想像できる。
私は、今のところ地球が雲に覆われて、地上に届く太陽エネルギーが減った結果寒冷化したという説を支持している。
赤色光ばかりが体にあたると氷河期の前触れと判断して、毛を生やしだすのではないか。
まるで、レタスが赤色光反応して発芽するように。
人間は、四回に及ぶ氷河期の中で、赤色光が強くなると寒くなると予測して、毛を生やす性質を獲得したのではないか。
人類がそういう進化をしたと言う事だ。
こんな変な、でも面白い、それはないだろう、でもあり得るかも的な仮説を立ててみた。
科学は、よく突拍子もない仮説から始まり、それがやがて検証され進歩していく。
勿論、間違った仮説の方が遥かに多いだろうが、間違いかもしれない、でも仮説を立てなければ何も始まらない。
これは、まんざら筋が通っていない仮説でもない。
勿論、はっきりした確証はない。
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