IGF-1とは、成長ホルモンの刺激により肝臓から分泌され、人体のほとんどの細胞(筋肉・骨・肝臓・腎臓・神経・皮膚・肺の細胞などなど…)に作用している。
IGF-1の主な作用は3つあります。
それは、
・細胞成長の促進 ・タンパク,筋肉合成の促進 ・脂肪分解の促進
などに作用しています。
IGF-1理論を提唱したのは、元名古屋市立大学大学院教授の岡嶋研二さんです。
岡嶋さんのIGF-1育毛理論は、簡単に言うとイソフラボンとカプサイシンによって成長を促進させるIGF-1が増加するという理論。
イソフラボンとカプサイシンによって知覚神経を刺激すると、CGRPというものが体内で放出されます。
カプサイシンとは唐辛子の辛味を出している成分であり、摂取することで神経を刺激して痛み(辛味)を感じさせます。唐辛子には様々な効能があると昔から言われていますが、その大部分がカプサイシンの効能によるものです。
イソフラボンは大豆などに含まれます。
放出されたCGRPは、胃での刺激情報を脳に送り、頭皮を含む全身へと伝えます。
するとCGRPは毛乳頭内の細胞に作用し、毛根のIGF-1を増加させる、というメカニズムなのです。
かなり長く繋がった因果関係です。
育毛には、IGF-1が必要、つまり、成長ホルモンの分泌が必要と言う事でしょう。
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