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女性の髪は太い
男性の髪の方が太いと思われがちですが、実は、女性の髪の方が太い。
男性は、短い髪型が多いから、髪が太く真っ直ぐ立っているイメージを受けるのでしょう。
また、女性の髪は、長いので、曲がって下に垂れているので細い印象があるのでしょう。
髪の太さは、男性ホルモンではなくて、女性ホルモンが太くしているのです。
また、髪の太さは、年代によって変ります。
それは、女性ホルモンの分泌量と関係しています。
研究データによると、髪の毛が最も太くなるのが男性では10代後半から20代前半。
男性は20歳前後が髪のピークで、それからは急激に細くなって、
50歳になる頃には、ピーク時より3割以上は細くなってしまいます。
一方、女性は30代後半がピークで、それからゆっくりと細くなっていきますが、
それでも1割程度しか細くなりません。
髪の太さは、女性ホルモンの分泌量とはっきりした相関関係があります。
女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が多い時ほど、髪の太さは太くなります。
また、エストロゲンが多いと髪の艶も良くなります。
額の前髪が極細だ
私の額は、ハゲあがっていたのですが、最近中央部の前髪が生えてきた。
これは、成長ホルモンや男性ホルモンのお陰ではないかと思う。
しかし、超極細だ。
これでは、このまま成長しても薄毛は治らない。
単に本数の問題ではない。
この細さでは、このまま本数を増やしてもハゲイメージは解消されない。
なんとか、太くしたい。
太くするためには、どうしても女性ホルモンの分泌増進が不可欠だ。
これから、どのように女性ホルモンを高めていくかが課題だ。
性ホルモン変遷おいて、テストストロン(男性ホルモン)が更に変化してエストロゲン(女性ホルモン)になっている。
しかし、だからと言って、単純にテストステロンを増やせば、それに比例してエストロゲンが増えるということではない気がしている。
このエストロゲンへの変化は、男には卵巣がないので、副腎皮質や精巣や脂肪細胞内で起こっている。
女性ホルモンの増進なしに、私に太い髪は戻らないだろう。
男性の髪を太くするには、エストロゲンが必要
男性ホルモンも女性ホルモン(エストロゲン)もどちらも人間には必要不可欠です。
男性ホルモンが特に多く、女性ホルモンも多い若い状態を保つことが、男の理想です。
女性ホルモンが特に多く、男性ホルモンも多い若い状態を保つのが、女の理想です。
女性ホルモン分泌量の男女の違い
年代別の女性ホルモンの分泌量のざっくりした比較です。
年代 | 女性 | 男性 |
10歳未満 | 10 | 10~20 |
初経~17歳(思春期後半) | 100 | 10~30 |
17歳~30歳(成熟期) | 150 | 15~45 |
35歳(成熟期後半) | 100 | 10~30 |
40歳~50歳(更年期) | 50 | 10~30 |
50歳以上(円熟期) | 10 | 10~20 |
このようになっています。
10歳未満では、男女の差は余りなく、50歳以上では、男性の方が女性より男性ホルモンが多いですね。
50歳以上の女性の髪は、太さ、艶、サイクルが女性ホルモンの影響を十分に受けないので、
女性ホルモンが少なくなった女性は、細く、艶がない、早めに成長が終わってしまうということになります。
その結果、薄毛になるでしょう。
女性ホルモンは主に卵巣で作られるので、閉経後は作られなくなってしまいます。
これが、女性の更年期障害の原因ですね。
男性には、卵巣がないので、副腎皮質で僅かに作られる女性ホルモンと、男性ホルモン(テストステロン)が変化して女性ホルモンになる量の合計になっています。
ですから、男性でも、男性ホルモンの分泌が多い時期は、女性ホルモンも多い。
若いときは、女性ホルモンも多いが、男性ホルモンは、それ以上に多いから男性的であり続けることができています。
女性の髪の寿命は長い
髪の寿命は、男性と女性では異なります。
女性の頭髪では4~6年、ところが男性は3~5年です。
女性ホルモン(エストロゲン)が髪の寿命を長くします。
出産後に抜け毛に悩む方は少なくないのですが、これは出産を境に女性ホルモンの作用で髪の成長サイクルに変化が出ることが原因と言われています。
女性ホルモンはムダ毛を抑制
女性ホルモンの内のエストロゲンはムダ毛を抑制します。
ですから、体毛が濃くて悩んでいる人は、エストロゲンの分泌を増やせば、体毛を薄くすることができます。
実際に更年期障害の原因であるエストロゲンの低下により
- 頭髪が薄くなる
- 体毛が濃くなる
と更年期障害を自覚している女性に広く知られています。
また、女性化したい男性は、エストロゲンを注入し続けます。
- 体毛が薄くなる
- 頭髪が濃くなる
という体験をしています。
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