適切な運動でテストステロンは増加する
テストステロン減少トレーニング
長すぎるトレーニングは、テストステロンを減少させてしまいます。
マラソンや長時間のジョギングなどがそうですね。
遠泳などもそうでしょう。
体力を消耗しきってしまう運動をするとテストステロンは減少してしまいます。
マラソンした後では、前に比べて著しくテストステロンが減少しています。
減少したテストステロンが元に戻るには3ヶ月以上の期間が必要です。
3ヶ月以内にまた、マラソンを走ると、どんどん体内のテストステロンが減少し、
LOHになってしまうこともあります。
マラソンなどの体力を消耗しきってしまう運動をする時は、そのインターバルに
気をくばりましょう。
ストレスが長い時間かかるとコルチゾールというホルモンが副腎皮質から分泌され続けてしまいます。
コルチゾールは、コレステロールから作られるのですが、副腎皮質がコルチゾールを生成するのに
一生懸命になり、テストステロンの生成は疎かになってしまいます。
苦しいマラソンの状態は、なんとか頑張って乗り切ろうと必死になっているので、
コルチゾールが沢山でています。
このような状況では、テストステロンは生成する余裕はありません。
激しい運動で疲れ果てた状態になるのがだめですね。
身体は、テストステロンを消耗すると同時に、他のホルモンの分泌に必死になってしまいます。
テストステロン増加トレーニング
テストストロンは、適切な運動で高めることができます。
基本的には、身体全体を使った運動が良いです。
更に、闘争本能を駆り立てるような運動ならもっと良いでしょう。
私は、最近、ボクシングジムに通っていますが、
1分間のミット打ちの殴る蹴るは、男性ホルモン分泌にとても良いのではないかと思っています。
3分間のミット打ちは、体力のない私には激し過ぎますが、その後の腹筋やベンチプレスなどの筋トレは
男性ホルモンの分泌に役立っている気がしています。
時間は1分以内の70~80%負荷の運動をし、少し休み、また、1分程度のインターバル
加圧トレーニングが良いです。
70%とか言われてもわかんないと思いますので、1セットあたり10回くらいの回数になるくらいの負荷だと思ってくれればいいです。
あまりも長い休憩を必要とするトレーニングでは、意味がなくなってしまいます。
ベンチプレスなども良いでしょう。
個人個人のレベルにあわせた負荷をかけた腕立て伏せや、腹筋なども良いでしょう。
家に器具がなくても腕立てやスクワットなどちょっとした空き時間でできます。
ワンセットを1分以内で行い、数回繰り返すのが良いでしょう。
限界まで、負荷をかけてしまってはいけません。
個人の力量に合わせたメニューで実施して下さい。
10回出来るくらいの負荷で、意識的にゆっくりトレーニングすると効果的です。
ボディビルの元日本チャンピオンの東京大学理学博士の石井直方先生の研究によると、
5回上げるのが限界の重さ、インターバルは3分でトレーニングを行った場合は20% 10回上げるのが限界の重さで、
インターバルは1分で行った場合は60%テストステロンの分泌量が増加された
どうですか、今日から、トレーニングをいっしょに始めてみませんか。
何故運動でテストステロンが上昇するのか
なぜ運動するとテストステロンが分泌されるのかというと、運動に使った筋肉が必要としているためです。
運動することで筋肉に刺激を与えると、筋肉細胞にあるアンドロゲンレセプター(受容体)と血中テストステロンが結合します。
アンドロゲンレセプター(受容体)にテストステロンが収まると、筋細胞の代謝活動が行われて筋細胞が分裂する。
アンドロゲンレセプターに収まったテストステロンは使われるため、不足することになります。
つまり、運動や筋トレで分泌されたテストステロンは、そのときに必要だから生成されたわけで、筋肉細胞にあるアンドロゲンレセプター(受容体)にてよって使われるいるのです。
それを補おうとして、テストステロンは分泌されるのです。
ですから、運動すれば、テストステロンの分泌は促進されます。
しかしながら、過度の運動をすると、テストステロンの分泌が間に合わず、その結果、テストステロンが減少してしまうのです。
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