性欲が強いからハゲると信じている人がいる。アホだな。もしそれが真実ならば、性欲の塊、10代男はハゲばかりのはず。実際は、弱くなった老人が禿げている。
コラーゲンの種類
コラーゲンは数多くの種類がありますが、全てのコラーゲンに共通するのは、「分子内に三重らせん構造をもっていること」「細胞の外に分泌していて、繊維やネットワークなどの構造体をつくる」ものです。
皮膚は、大きく分けて3層構造をしています。外側から内側に向かい「表皮→基底膜→真皮」となっていますが、基底膜と真皮をつないでいるのが17型コラーゲンです。また、表皮と基底膜の結合をつないでいるのは、17型コラーゲンであることが分かっています。
17型コラーゲンと抜け毛の関係をわかりやすく説明したいと思います。薄毛の将来の治療薬に、深くかかわるかもしれないのが17型コラーゲンです。
17型コラーゲンは細胞接着分子
17型コラーゲンは、上皮組織の細胞結合の1つの半接着斑のタンパク質です。膜貫通タンパク質の細胞接着分子といわれています。よく、BP180(ビーピー ワンエイティ)とも呼ばれています。
毛髪は毛包幹細胞で生成する
髪の毛は、毛根にあるバルジ領域付近で生成される、毛包幹細胞が元となって生成されています。毛包幹細胞は分裂を繰り返しながら、毛根を再生する働きをするようです。
毛髪の生え変わるサイクル(毛周期)のうち、「休止期」の毛包の根元にはバルジ領域と呼ばれる部位があります。このバルジ領域には毛を作る「毛包幹細胞」と色を作る「色素幹細胞」が存在しています。
そして、それぞれが成長期にかけて細胞分裂することにより、毛母に細胞の元が供給されて、毛髪が形成されることが明らかになってきました。17型コラーゲンはその「毛包幹細胞」の土台となる働きをします。
そして、毛根の再生を維持するのです。17型コラーゲンがなくなってしまうと、「毛包幹細胞の維持」が不可能となり、新しい髪の毛が生成されなくなります。「色素細胞」についても同様のことが言えます。
東京医科歯科大学の西村栄美教授らによる研究成果
毛を生やすのは「毛包」という器官。毛包がうまく働かないと、脱毛しやすくなったり、薄毛になったりすることが分かっている。
研究チームは、毛包の基となる幹細胞が、年をとると毛包に育ちにくくなる現象に着目。
マウス実験では、老化で幹細胞のDNAに傷が残り、「17型コラーゲン」を分解する酵素が多く出るようになっていた。
17型コラーゲンが分解されて減少すると、毛包が小さくなることを突き止めた。
人の頭皮でも50~70代の毛包は20~30代より小さく、17型コラーゲンの量も減っていた。
毛を作る細胞、毛包幹細胞は、17型コラーゲンに保護されている。
この細胞は、毛と作るときに細胞分裂、DNAを傷つける。
若いうちは自ら修復できるが、歳を取ると修復のためある酵素に頼らざるを得ない。
だが、その酵素は17型コラーゲンを分解してしまう。
17型コラーゲンの保護を失った毛包幹細胞は、皮膚の表面へと追いやられ、毛穴が徐々に小さくなっていく。
細胞は、表面まで行くと、フケや垢となって皮膚から剥がれ落ち、毛穴すら無くなってしまう。
これまでわかっていた薄毛の原因は、強力な男性ホルモンが引き起こすものだけだった。
だが、今回解明されたのは男性ホルモン原因ではない薄毛。
男女関係なく、「歳を取っていくことにより毛が薄くなっていくメカニズム」。
男女に関係なく、髪が薄くなる現象は、男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)が原因ではありません。
ここでは、老化により、幹細胞のDNAに傷がのこり、それを修復する酵素が、17型コラーゲンを分解すると述べられています。
幹細胞のDNAの傷を修復することはできるのだろうか。
若い時は、酵素なしに自ら修復していると述べられている。
と言うことは、成長ホルモンをしっかり分泌すれば、薄毛の問題も解決される可能性が高い。
皆さん、α-GPCを飲んでしっかり、成長ホルモンを分泌させましょう。
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