何故発毛するのか
実は、分かっていません。
ミノキシジルは元々、ファイザー製薬が1960年に降圧剤として開発したものです。この降圧剤は、血管を広げて血流を良くする効果があります。
このことから、血流が良くなり栄養分が良く行き渡ることにより発毛が促進されると言われています。
単に、血流が良くなっただけでは、発毛しませんね。
発毛するという事は、バルジ領域が生成、活性化するという事です。
メカニズムは分かりませんが、ミノキシジルには、バルジ領域を活性化させる効果があるようです。
ここで、毛包幹細胞が生成されますから、そうです、ここが発毛の発現もとです。
この部分にミノキシジルが到達すると、どうやら発毛が始まる。
このことから、ミノキシジルには、バルジ領域を活性化させる作用があるようです。
バルジ領域は、表皮の下にあり、ここに到達させるためにダーマローラーで小さな穴を皮膚に開けるのはとても有効な手段です。
どうやら、この部分にミノキシジルを与えることで発毛するようなので、塗布すればよく、飲む必要はありません。
ミノキシジルを飲むことは、副作用があり危険なので、止めてください。
多量に飲んだ犬が死亡したという実験データがあります。今では、多くの国で使用が禁止されています。
ミノキシジルの発毛原理が分かってきた
ミノキシジルで、毛母細胞の分裂を促進するタンパク質(FGF-7)が増加するので発毛することが分かった。
FGF-7は、別名KGF(Keratinocyte Growth Factor)、ヒトオリゴペプチド5(化粧品業界)と言われてます。
FGF(Fibroblast Growth Factor)は繊維芽細胞増殖因子のことです。
今のところ、これが有力な説です。
ミノキシジルには、FGF-7を生成する作用があるようですね。
アデノシンと比べて、一体どちらが効果があるのか何が違うのか知りたい。
コメントを残す