1950年ころから確認されている。
いくつかのデータや研究内容から、男性の精子の数が減り続けており、それに伴い生殖能力までも低下している、と警鐘を鳴らす複数の専門家がいる。この状況を「精子の危機」と呼ぶ専門家もいますが、実際に男性の精子数は減り、生殖能力は低下してきている。
最近のある研究によると、フランスでは1989年から2005年の間に男性の精子濃度がほぼ3分の1ほど減少していることが明らかになりました。さらに健康記録を複数年に渡り追跡記録している複数の研究結果から、18歳から25歳までの若い年代の健康な男性の精子数が過去15年間で著しく減少していることも明らかになってきました。
1/3も減少しています。
これは、大変なことです。
日本の男子も減少しています。
原因は、分かっていません。残念ながら、精子濃度の改善が確実に望めるような効果的な治療法は確立されていません。
確かな根拠もなく環境ホルモンやストレスなどが挙げられいますが、原発や、核実験による放射能が原因かも知れません。
何れにしろ、何らかの最近の環境の変化が影響していると思います。
ですから、昔からあるタバコとか、ストレスなどは、原因ではないでしょう。
原因が比較的はっきりしているもの(精索静脈瘤など)もあります。
精索静脈瘤は、男性の約15%に発症し、男性の不妊症患者の25%~40%に認められる症状だと言われています。精巣や精巣上部の精索部にある性脈の血管が拡張したり、弁の働きが悪くなることで、精巣の血流が悪化した状態です。
繰り返しますが、これ以外の原因ついては、不明です。
一般的には1ミリリットルの精液には6000万個以上の精子が含まれます。1ミリリットル当たり4000万個以上の精子量ならば生殖能力がありと考えられますが、2000万個を下回るような精子量の場合、妊娠の確率は大きく落ちたり皆無になったりするようです。
不妊の原因の半分は男性側にあります。男性不妊の原因のうち、90%を占めるのが「乏精子症」。ある研究によると、明治時代の男性と比較すると、現代の男性の正常な精子数は半分くらいまで減っていると言われています。
このままいくと人類滅亡の危機ですね。
もっと、研究すべきです。
研究されずに、放置しているのが、寧ろ不思議。
実は、既に分かっていて公表されては困る事実なのかも?
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