フェノールが複数結合している分子
ポリフェノール(polyphenol)は、ポリ(複数の)フェノールという意味で、分子内に複数のフェノール性ヒドロキシ基(ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香環に結合したヒドロキシ基)を持つ植物成分の総称。
ほとんどの植物に含有され、その数は5,000種以上に及ぶ。
光合成によってできる植物の色素や苦味の成分であり、植物細胞の生成、活性化などを助ける働きを持つ。
ポリフェノールは、動物には存在しない。
「フラボノール(フラボノイド)」「カテキン」「タンニン」「イソフラボン」など、名前だけでも聞いたことがあると思いますが、これらは全てポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは共通する効果を持っている。
「ポリフェノールが共通して持っている効果」について紹介します。
ポリフェノールの主な効果
1.活性酸素(抗酸化作用)の除去
活性酸素という老化物質は、ことあるごとに体内で発生しています。”ことあるごとに”というのは例えば、たばこを吸ったり、排気ガスを吸ったり、紫外線を浴びたり、食品添加物を摂取したり・・・
つまり、いろいろな条件で発生します。体に有害物質が侵入すると白血球が撃退しますが、その時に発生するのが活性酸素であり、これは老化の原因のひとつです。
その活性酸素を除去する効果が、ポリフェノールにはある。
2.殺菌作用
ポリフェノールには、体内の有害物質を撃退する「殺菌作用」があると言われています。殺菌作用によって、ニキビや肌荒れを抑えることができるそうです。
3.血糖値や血圧値の正常化
ポリフェノールが豊富に含まれる「チョコレート」を使った実験結果があります。被験者に一日に100gのチョコレートを食べてもらった結果、血管が拡がり、血管のつまりや圧迫を抑え、高血圧が改善されたそうです。
ただし、チョコレートの食べ過ぎはカロリーの摂り過ぎとなってしまうため、注意しましょう。
ですから、黒しょうがに含まれるポリフェノールは、ももちろん血圧値の正常化というような効果があります。
4.メタボ解消
ダイエット目的で運動する場合「最低でも20分以上は続ける必要がある」などと言われていますが、これは、運動始めの20分は、体内の糖質(グリコーゲン)が燃料となって筋肉を動かしているだけであり、脂肪燃焼には効果が無いためです。
ポリフェノールをマウスに投与し続けた結果、特に運動をしていない平常時でも燃焼効率が上がり、運動時は、脂肪がエネルギーとして消費されやすくなることが分かりました。
つまり、ポリフェノールを摂取し続けると、通常通りの運動量でも脂肪燃焼に働きかけるということです。
5.長生きにも効果的!
血管を拡げる、脂肪を燃焼するなどの効果により、現代病である心臓疾患のリスクが軽減しますし、老化物質である「活性酸素」を抑制し、若さを保つなどの効果を含めると、ポリフェノールは長寿の秘訣と捉えることもできます。
ポリフェノールには、このような効果効能があると言われています。
どの程度の真実性かは、良く分かりません。
また、他にもいろいろな効能があるでしょうが、現在の学問では、まだ、分かっていないということでしょう。
大変興味深い内容で正直驚いています。
黒しょうがが育毛によいメカニズムは大変よくわかりました。
では、フィンペシアを飲みながら黒しょうがを摂取すると、いったいどうなるのでしょうか?
育毛感覚は更に良くなるでしょうが、精力は減退してしまいますよ。